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採用情報

INTERVIEW

相談員

患者さんの気持ちに寄り添える相談員に S・M

医療業界出身

20代(社会人歴4年)

母のような人達の支えになりたい

大学では社会福祉士を目指していました。目指すきっかけは高校生だった時に母がガンで亡くなったことでした。母は緩和ケア病棟に入院していましたが、そこで私は病院のソーシャルワーカーの人とお話する機会があって、こういう職業があるんだと知りました。母は結局病院で亡くなりましたが、それまでは「家に帰りたい」「家族と過ごしたい」と話していました。それが心に残っていて、将来は母のような人達の支えになりたいと思うようになり、社会福祉学科のある大学に入りました。最初に就職したのは大学病院で、ガン末期や重症の患者さんたちが退院・転院できるような手配などをしていました。その中で、患者さんが退院後はどうやって過ごされたのかとか、納得して最期を迎えられたのかとか気になっていたんです。それなら訪問診療をやろうと思い、ここへ転職しました。

訪問が課題解決の向上に繋がる

相談員という仕事は基本的に患者さんやその家族とお話をして課題や優先度を分析し、医療スタッフや介護支援担当のケアマネジャーともやり取りをして、患者さんが自宅で安心して療養生活ができるように橋渡しをしていく仕事です。必要な申請書類を取得したり、先生が診察にスムーズに入れるように整えたりすることも大事です。担当する患者さんの数は大体50~100弱です。緊急の対応が必要な方に比重を置きつつ、ほかの患者さんの経過も併せて追っていく感じです。大学病院に勤務していた時は院内の相談室で話を聞いて完結することが多かったのですが、今の仕事は患者さんの自宅に訪ねて実際の生活状況が見えるので、百聞は一見にしかずというか、それが問題点や課題の解決の向上に繋がっていると実感しています。それは患者さんのより良い療養にも繋がるのでやりがいも感じます。

患者さんを通じて知った母の気持ち

相談員になって良かったと思える事は、患者さんに最期まで寄り添うことができるところです。ある患者さんは「自分は親の死に目に会えなかった不幸者だから、子供たちに自分の最期を見せてあげたいし、孫も怖いと思うが見せる事で人の死はこういうものなんだって知って欲しい」と語っていました。その患者さんは子供やお孫さんと一緒に過ごしながら笑顔で穏やかに最期を迎えられたそうで、ご本人の思いが叶ったなと思いました。今なら、亡くなった母はなんで家族と一緒に過ごしたい、家で最期を迎えたいと言っていたのか、患者さんを通じて分かる気がします。その気持ちを実現したり、寄り添える相談員という仕事はいいなと思って続けています。これからも「家に帰りたい」と思う患者さんをスムーズに受け入れられるような体制を整えつつ、思いを叶えられるような存在であり続けたいですね。