医師の求人(転職)

平郁会の常勤医師18名に聞きました!

平郁会を選んだ理由を
教えてください

  • No,1

    『やりたい医療が出来ること』

    平郁会はご家族さまおひとりおひとりのお気持ちを大事にした在宅医療を提供したいと考えています。患者さま、ご家族さまにもっと寄り添いたい、その人の人生の最期をその人らしく迎えられるようにお手伝いをしたい、平郁会ではそんな医療が実現できています。

  • No,2

    『業務負荷(残業/夜勤勤務)が少ない事』

    平郁会では医師に夜間オンコールは強制しておりません。また患者さまの訪問時は看護師や医療秘書が帯同して医師の業務支援体制が充実している為、医師ばかりの負担が増すことなく残業は少なめに抑えることができ、オンとオフの充実が図れます。

  • No,3

    『勤務形態の融通が利く事』

    小さなお子様がいる方やご家族の介護がある先生も勤務しています。各人の事情を考慮した上での勤務日数や時短勤務の相談、勤務地変更等も状況により相談可能です。子育て中の方も応援していますので是非ご相談下さい。

  • No,4

    『十分な給料が得られること』

    平郁会は法人の業績や各医師のパフォーマンスによりお給与の見直しを適宜行っています。担当する患者さま数のみではなく、接遇や多職種連携、チーム医療への理解、貢献なども踏まえて評価を決定しております。

医師に働きやすい環境が
整っています

平郁会の入職医師の紹介採用人数は114名、入職医師数の58%に相当します。
この数字は、実際に勤務された医師が知り合いに紹介したくなる職場である事の証だと私たちは考えています。
平郁会は24時間365日訪問診療を提供していますが、平日の日中と夜間・時間外をチームで分け、分業制を確立しています。
夜間は日中とは別の当直医による往診体制に加え、看護師によるコールセンター、往診をする医療秘書のチームが存在しており、基本オンコールがありません。
診療には看護師・サポートスタッフが帯同し、医師には医療行為に専念していただき、なるべく多くの時間を患者さまに費やしていただける環境をご用意しております。

「話を聞いてみたい」という
医師の方へ

zoomなどウェブ会議ツールなどを使ってお話をさせていただくことも可能です。
ご見学やご相談等、お気軽にお問合せください。

ABOUT US

平郁会の特徴

平郁会はどんな医療法人?
平郁会を選ぶ理由を知ろう

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平郁会では患者さまのためにお役に立ちたい、
社会貢献したい等、
同じ志を持ちチーム医療を推進する
お仲間を大募集しています

医療法人社団平郁会は、東京・神奈川・千葉を中心に、北海道、長野、茨城、群馬で訪問診療のクリニックを展開しています。
患者さまおひとりおひとりの異なる状況やニーズに応えられるよう医療サポート体制を整え、安心して選択していただける訪問診療を目指しています。

24時間365日、患者さまの緊急コール・往診の対応、重症疾患の診察、専門医による診療体制を整えています。今後は訪問診療が不足している地域に平郁会のシステムやノウハウもって積極的に拠点を開設し、社会貢献をしたいと考えております。 訪問診療を提供するための基盤をより強固にし、訪問診療を求めている多くの患者さまに対して価値提供をしてまいります。

『タテ』ではなく、『ヨコ』の関係を意識し、
チーム医療を推進しています

平郁会には医師、看護師、医療秘書等様々な職種が在籍をしていますが、組織として職種による上下関係をなくし、『タテ』ではなく、『ヨコ』の関係性を重視し、フラットな組織を目指しており、人間関係も良い職場です。
患者さまを支える職員全員が心を一つにして日々協力し、『患者さまが家で最期まで暮らし続けられる社会』の実現に向けチーム医療を推進し、笑顔でやりがいをもって輝ける職場を目指しています。

平郁会はオンとオフをしっかり両立し、
長く働ける職場環境を提供しています

平郁会は24時間365日訪問診療を提供していますが、平日の日中と夜間・時間外をチームで分け、分業制を確立しています。夜間は日中とは別の当直医による往診体制に加え、看護師によるコールセンター、往診をする医療秘書のチームが存在しており、基本オンコールがありません。また各職種に対する評価制度も確立されており、年2回、評価に基づき、昇給があります(2022年平均昇給率2.3%)。永年勤続制度や学会出張制度、資格取得支援制度もあり、また外部業者の利用による福利厚生の制度も充実させています。
年1回、全職員に対して『職場満足度アンケート』を行い、職員からの要望に関しては継続して改善をするようにしています。

数字で見る平郁会

  • 従業員数

  • 職種別従業員数

  • 訪問診療医師リファラル採用比率

  • 常勤職員男女比

  • 常勤職員年齢構成比

  • 女性の産育休取得率

    月平均残業時間

    有休消化平均日数

採用に関するお問い合わせ・
ご相談・見学はこちら

WORKS

医師の仕事

医師の業務内容をご案内

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医師

訪問診療、勤務時間内でのオンコール対応、往診などをお願いします。

■居宅(個人)、施設の訪問診療をお願いいたします。
■訪問対象エリアは勤務地により異なります。
■担当患者数 : 居宅 1日約10名、施設 1日最大約50~70名程度
■訪問同行 : 医療秘書(兼運転手)、看護師(状況による)

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INTERVIEW

スタッフインタビュー

平郁会を選んだ理由や仕事のやりがいは?

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  • 医師(理事長)
  • 医師(佐藤)
  • 医師(岡)
  • 医師(中村)

医師
大田 和枝
医療法人社団平郁会 理事長

東京・神奈川・千葉・群馬・茨城・長野・札幌を拠点に2022年現在、14のクリニックで訪問診療を展開する医療法人社団平郁会。患者さまの「幸せ」にまで一歩踏み込んだ質の高い医療の実現を掲げ、2021年度末の患者数は5,000人を超える規模に。理事長の大田和枝が自らの半生を振り返りながら、質の向上のために行なってきた取り組みを語ります。

中学・高校生のときに祖父母の死を体験し、
命を扱う職業について考える

私が医師になろうと思ったのは、中学・高校生のときに祖父母の死に直面したことがきっかけです。病気がちの祖母が若くして60代で亡くなったあと、祖父が末期がんで亡くなりました。1990年代は「訪問診療」という言葉もなく、自宅での終末期医療も今とはまったく事情が異なっていたと思いますが、終末期を在宅で過ごし、家族に見守られて息を引き取りました。
祖父を家族でみとったことが、私が訪問診療に関わるようになった直接の理由ではありませんが、人の死や医療について考える原点になったことは確かです。祖父母の病気や死を通じて医師と接し、命を扱う職業は尊いと子どもながら純粋に感じるところがありました。

体を動かすことが好きで中学・高校時代は部活動に熱中していました。医療職を志し、医学部に進学。大学では友だちに誘われてボート部のマネージャーになり、そのうちに練習を見ているだけでは飽き足らず、自ら女子部を立ち上げてしまうような体育会系気質でした。
ボートはストロークという漕手がピッチを刻み、後ろの漕手がその背中やオールを見て息を合わせて、艇を進めます。私はストロークとして、後ろを漕ぐ後輩に自分の背中を見せて勝負に挑んでいました。意識していなかったんですが、ボートで培った精神やイチから何かを立ち上げた経験は、理事長としての今の私の仕事のスタンスにつながっている部分があるかもしれません。

結婚・出産という転換期を経て、
まったく未知数だった訪問診療の世界に

大学を卒業したあとは大学病院と一般病院で研修を受け、大学病院の医局に入局しました。高度な医療技術の習得や専門性の追求にやりがいを覚えながら働き、30代を迎えたときに結婚・出産という女性にとっての大きな転換期が訪れます。 子育てとのバランスをとって仕事を続けていくために、今後はどうするべきだろう……。医療者として自分ができることは何か、自分の進む道について考えていたときに、同僚から訪問診療の仕事をすすめられました。そこで、2011年に入職したのが平郁会だったんです。
祖父を在宅でみとった経験はあったものの、訪問診療は私にとって未知の世界。何も知らないところに飛び込むような感覚でした。背中を押されたのは、新しい世界だからこそのぞいてみたいという医療者としての好奇心と、平郁会が女性にやさしい職場だったからでした。

入職した当初は育児の関係もあって、非常勤医で週1日の時短勤務にさせてもらいました。女性に対する理解が深く、そういう働き方を受け入れてくれる環境でした。その後、子育ても落ち着いてきたころに常勤医にならないかと誘いを受けました。
訪問診療で高齢の患者さまと長く接していると、治療を続けていても加齢とともに患者さまの日常の生活動作が落ち込んだり、認知症が進んだりということがあります。
私はリウマチが専門ですが、最初は病気だけを診ていたのが1年、2年と経つうちに患者さまの生活をまるごと見るようになってきます。そうした経験を積み重ねるなかで、患者さまやご家族の気持ちに寄り添うことが自分は好きなのだと感じるようになっていました。
訪問診療に魅力を感じ、常勤医となって本格的に取り組んでみようと考えたんです。

医師の働きやすい環境が整うことで、
訪問診療の「質」は向上する

私が入職した当初から平郁会は診療体制がシステム化され、医師が医療に集中しやすい環境でした。今でも小さなクリニックでは、昼間の診療を終えた医師が夜間もオンコールで対応するパターンも多いと思います。平郁会では日勤帯の医師が昼間の診療に集中できるように、待機番医が夜間対応するシステムを早くから取り入れていました。
2016年に私が理事長を引き継いでからも、医師の帰宅後や休日に呼び出しがないように、夜間の対応については重要視していて、2018年5月にはナースがファーストコールを受ける夜間のコールセンターを開設しました。
平郁会では夜間と昼間で完全に分離した当直医体制を整えていて、これまでは夜間専門の医師が夜間のオンコールを受けていました。けれども診療中や処置中で、医師が電話に出られないこともありました。夜間はナースが電話をとり、患者さまへ夜間専門の医師から折り返し電話をしてもらうようにしたことで、夜間の対応もよりスムーズになったと思っています。
また、訪問診療の「質」の向上のために、専門科の診療を充実させているのも特徴のひとつです。患者さまの求めということもありましたが、医師が専門領域以外の疾患を持った患者さまを不安なく診られるようにしていこうと考え導入しています。必要な際は、主治医の他に専門の医師に診療に加わってもらうようにしています。

それから、子育て中の医師にも不安なく勤務してもらえるように、お子さんの急な発熱や病気による欠勤にも対応可能な体制をとるなど、女性にやさしい職場であることも大事にしています。ご家庭の事情で時短勤務を希望される場合でも、週3日から常勤医として働いていただけるようにもしました。
特に女性医師は、結婚・出産・育児・介護といった理由で医療現場を離れてしまうケースも多いと思います。平郁会の女性医師のなかには、家族の介護で退職したのち非常勤医として復帰された医師もいます。これからも女性目線のサポートを手厚くして、女性のライフステージに合った働き方を応援していきたいと思っています。
働きやすい環境を整えて医師を大切にすることは、医療法人としてのサービスの充実にもつながり、その先の患者さまに対する訪問診療の質の向上にもつながると私たちは考えています。

「断らない」を実現し、
そばに在り続ける医療で患者さまの「幸せ」を応援したい

2022年現在、平郁会は14のクリニックで合計5,000人を超える患者さまを受け入れています。今後は訪問診療が不足している地域に積極的に新規開設を行い、社会貢献をしたいと考えています。
在宅を希望するすべての人に医療を届けたいという思いがあり、私たちのところに相談にきてくれた人は基本的に「断らない」と決めています。
患者数が増えてもサービスの質が下がるとは考えていなくて、規模が大きくなることで体制が強化され、患者さまに対してより細やかな対応ができると思っています。
訪問診療に求められる質は、昔と比べてどんどん上がっています。医師が自宅を訪問するだけでありがたく思っていただいたところから、緊急のときに駆けつけて患者さまの「安心」も担保するようになりました。最近では予防の観点から、患者さまの先々をよんで医療的ケアを行なうことも当たり前になっています。
これらに加え、これからの訪問診療は今後予測されることも含めて、「患者さまがどうあったら幸せか」というところまで考えられるような質の高さを実現することが大事だと思っています。

患者さまの幸せとは何か。たとえば終末期であれば、ご家族と家でできるだけ長くおだやかなときを過ごすことなど。平郁会としてはそこを深く踏み込んで考え、ご家族と一緒に患者さまの幸せを応援していくことを使命としています。 私は今でも診療に出ていて、長い付き合いの患者さまでは丸6年以上になります。患者さまから「先生が来てくれるだけでほっとする」「大変ね。身体に気をつけてね」と言葉をかけてもらえると、とても温かい気持ちになります。 患者さまに元気を与え、ときには元気をもらえるこの仕事に誇りをもって取り組んでいくつもりです。そして、私たちの考えに共感してもらえる医師と一緒に、これからも訪問診療の質を磨いていきたいと考えています。

医師
佐藤 和之
平郁会在籍6年目

「訪問診療を選んでよかったと心から言えます。だから興味のあるドクターにはおすすめしたい――。」 平郁会「みんなの町田クリニック」の院長・佐藤は穏やかにこう語ります。佐藤が終末期緩和ケアや看取りを主とする訪問診療の道を志した背景には、自身の血液内科医としての経験や患者さまに対する想いがありました。

父と兄の影響で医師を志し、
血液内科医として急性期病院で働いた日々

佐藤の父は医師で、6歳上の兄も父と同じ医師の道を歩んでいます。その姿を間近で見ていた佐藤は、幼い頃から“命を扱う仕事”に強い興味をもちました。

佐藤「中学生の頃、自分の将来を考えようという課題がありました。そのときに、自分の将来を初めてしっかりと意識して考えたんです。趣味の範囲ですが、設計が好きで建築士もいいなと思っていたんですが、やっぱり“命を扱う”分野に携わっていきたいと思い、医師になることを選びました。」

医大を卒業後、佐藤は以前から興味のあったがん治療を学ぶため、血液内科を専攻します。血液内科を選んだのは白血病など、内科に特化した領域であることが理由でした。

佐藤「他の科では、抗がん剤を使う目的のひとつに“外科的措置を行うために腫瘍を小さくする”ためという理由があります。しかし血液内科は主に投薬のみで治療を進めていく。治療法が他の科と大きく異なり、おもしろいと感じました。もうひとつは、緩和ケアにも積極的に携われることが大きかったと思います。末期がんや終末期医療の経験は今も活きていると思います。」

白血病は今、決して寛解・完治ができない疾患ではありません。しかしまだ難治性・再発性の血液がんも存在し、緩和ケアに移行する患者さまがいることも事実です。血液内科を専攻し、終末期医療に触れたことは佐藤に大きな影響を与えました。

自分の患者さまを最後まで見届けたい
訪問診療の医師として
“看取り”に携わる決断

佐藤が急性期病院に在籍していたのは、研修医の期間を含めおよそ7年間。急性期医療のおもしろさを知る反面、自分が担当する患者さまを見届けたいという思いが強くなっていたのです。訪問診療という選択肢を選んだのは、患者さまへの想いからでした。数ある訪問診療クリニックから平郁会で働こうと決めた理由は、チームで患者さまを見守る体制が整っていたことーー。

佐藤「最も特徴的だったのは、医師とサポートスタッフ、最低でも2人で患者さまのお宅を往診するという点。訪問診療は医師ひとりで訪問するというクリニックもあるのですが、看護師など複数人で行動できれば、他のスタッフと患者さまはどんなコミュニケーションを取っているのかも知ることができます。心身を支える上で非常に大切なことだと感じたんです。患者さまにとってもサポートスタッフや看護師との会話も増え、好影響があると思います。」

佐藤はこの場所で、自身の理想に近いチーム医療に出会いました。多職種と連携し、患者さまにとって最適な医療を届けることは、とてもやりがいがあると語ります。

佐藤「訪問診療の最も魅力的なところって、携わる人の多さだと思います。患者さまとその家族を中心に、地域のソーシャルワーカーや介護を行うケアマネジャー、いろいろな職種の方とコミュニケーションを取れる。病院やクリニックの枠を飛び越えたコミュニケーションは、訪問診療の醍醐味です。」

もうひとつ、佐藤は訪問診療ならではの興味深さを発見していました。それは、ドクターが診察する領域が多岐に渡るということ。

命のプロフェッショナルとしての責任
平郁会の豊富な専門医から
多くを学ぶ日々と“看取り”の葛藤

訪問診療では訪問する患者さまの症状に合わせた診察が必要となります。神経疾患や高血圧、糖尿病、がんなど幅広い領域で患者さまを診なくてはなりません。

佐藤「急性期医療では経験できなかったことです。血液内科医としての経験を活かしつつ、新しい知見を増やす。大変ですが、やりがいを感じます。平郁会に在籍する専門医の先生にどう治療を進めていくか、相談することもできるので連携を行い患者さまの診察をできる環境は、とても恵まれていると感じます。」

平郁会の大きな特徴は、精神科や皮膚科、眼科など幅広い診療科の専門医が在籍していること。佐藤にとって大きな刺激になっています。
一方、患者さまの中には、末期がんなどの終末期を訪問診療で療養すると選択した方もいます。血液内科で緩和ケアを行い、人の命に寄り添ってきた佐藤であっても、医師としての葛藤が消えることはありません。

佐藤「残りの命を家で過ごすことを望んでいる患者さまが、穏やかにそのときを迎えられることが理想です。でも、一筋縄にはいかないこともあります。私たち医師は“命のプロ”です。入退院を繰り返し、ご自宅で悪化してしまったとき、家で過ごすのか、再度、入院するほうがいいのか? 医師自らご家族に提案することが求められます。本当にそれでよかったのか? 強い葛藤を覚えます。それでもどちらかを提案することが私の仕事なんです。」

常に自分を疑い、最善の提案を行うーー。佐藤は“命のプロ”として、知見を広げ、患者さまを支えつづけています。

安心して最期を迎えられる環境を
少しずつ整えていきたい
訪問診療の価値を伝え続けていきたい

訪問診療は急性期医療とは大きく異なる考え方をもっています。訪問診療の医師という働き方は一般的に浸透していないと佐藤は語ります。

佐藤「人生の最期を過ごす場所がない患者さまが今、たくさんいるーー。病院で可能な検査・治療が在宅で可能になれば、訪問診療という選択肢は患者さまにとってもっと身近になると考えています。そして訪問診療という選択肢が医師にも広がることで、一人でも多くの患者さまが安心して最期を迎えることができるのではないか……。私は医師として訪問診療の価値を伝えつづけていきたいです。」

最後に佐藤は、訪問診療のやりがいをこう語りました。

佐藤「急性期病院は疾患を治療し、できる限り健康な状態に戻すことが主体の医療です。しかし訪問診療は “患者さまの人生”を最期まで診る仕事。急性期とは全然違うアプローチ方法がたくさんあります。

在宅でドクターとして働くという決断は勇気が必要。でも、訪問診療に興味があれば大丈夫です。かつて私がそうだったように、自分で勉強もできるし、専門医に教えてもらうこともできます。みんなで協力して知見を広げれば、医師の数だけ新しい可能性が広がっていくと思います 。」

今、目の前にいる患者さまとご家族のために。 “看取り”を必要とする患者さまをひとりでも多くケアするためにーー。佐藤は今日も患者さまの“人生”を診ています。

医師
岡 瑞紀
平郁会在籍4年目

女性のライフステージに合った働き方を応援する――子育て中の医師にもやさしい医療法人社団平郁会。出産後、平郁会に復職し、2018年4月から非常勤医として働きはじめた精神科のドクター岡瑞紀。「臓器よりも、人の心をみたい」。こう話す彼女が、認知症の専門医として導かれた軌跡を追います。

物心ついたころから夢は、
“困っている人を助けられるお医者さん”

精神科医として15年以上のキャリアをもつ岡瑞紀は、2018年から東京浜松町にある精神科専門の「さちはな クリニック」副院長と兼任して医療法人社団平郁会「みんなの戸塚クリニック」非常勤医として週に1日非常勤で神奈川県戸塚エリアの認知症や精神疾患のある患者さまの訪問診療を行なってきました。

2015年と2017年に出産し、子育て真っ最中の彼女は、小さいころから医師になるのが夢でした。

岡「ワクチンがなくて困っている発展途上国の子どもたちや、戦地で傷ついている人などをテレビで見ると、何とかしてあげたいという気持ちが幼な心にも強くありました」

医療への思いは熱く、高校生のときには自発的に病院へ見学に行くほど。救急医療の現場を隅の方から見させてもらい、医療ドラマさながらの光景を何度となくその目で体感しました。

岡「そのときになぜだか気になったのは、不安そうに外で待ち続けていたり、結果を知って悲嘆に暮れるご家族の姿でした」

大学の医学部へ進学してからも、目に見えない悩みや不安を抱える人たちの存在が気になった岡は、精神科を専門に学ぶことを決意。医学部卒業後は医局の先輩からアドバイスを受けたこともあり、大学病院の精神科で研修医として働くことにしました。

岡「その先輩からは『精神科医を目指したかったら、何の先入観ももたずに患者さまと向かい合うことを最初のうちに学び、検査の数値や結果よりも人の心の声を大事にする感覚を磨いた方がいい』といわれました」

先輩の言葉が心にフィットした彼女は、こうして精神科医の道を歩み出すことになります。

勤務医時代に、
もの忘れ外来の担当医になり
認知症と初めて向かい合う
“看取り”に携わる決断

大学病院の精神科で2年間の研修を終えた岡は、2004年から総合病院の精神神経科で働きはじめます。奇しくも2004年は、厚生労働省によって「認知症」という言葉が打ち出された年でした。岡のいた病院では、もの忘れ外来を開設することになり、彼女はその担当医に指名されます。

岡「内科的な知識も身につけたかったので、総合病院に入職しました。もの忘れ外来を 開設することになったとき、当時は認知症について経験のある医師が私を含めほとんどいませんでした。『やってみるしかない』と思い、引き受けることにしたんです」

実際に診察をはじめてみると、彼女のなかでさまざまな気づきがありました。
まずは、「認知症で本当に困っている人は、病院にさえ来ることができない」ということ。

岡「高齢でひとり暮らしの方などは、自分が認知症になったこともわからず、病院で検査や治療を受ける術も知らずに症状が進んでしまうことがあります。また、せっかく病院に通ってくれていても、認知症が進むにつれて通院日を忘れてしまったり迷子になってしまったりして、病院に来られなくなってしまう人もいます」

そして、自分は「もっと全人的に、生活を含めて患者さまのすべてをみたい」と感じていたこと。

岡「認知症というのは、介護をするご家族も悩みや不安を抱えています。患者さまの生活や社会的側面も含めて、みていかなければいけない病気だと感じました。私は大学時代に、『全人的医療を考える会』や『地域医療を考える会』などの学生活動に参加していました。今思うと、あのころから一本の道筋ができていたのかもしれません」

その後、2007年に精神病院に入職。認知症の診察を中心に行ないながら急性期や慢性期の精神疾患の臨床も経験した彼女は、認知症についてさらに深く理解するために2011年に大学院に入学します。
大学院で認知症について研究し、認知症と訪問診療の親和性を感じはじめていたころに、彼女は平郁会と出会います。

訪問診療を経験してみたい医師にとって、
働きやすい理想的な環境

大学院時代は認知症について研究しながら、医療活動や地域活動をいくつもかけもちしていた岡。保健所の専門医相談で認知症の患者さまのお宅を訪問する機会があり、「やはり認知症はその人の生活そのものをみないとわからない」と強く感じるようになっていました。

岡「そんな活動をしていたからか平郁会とのご縁に恵まれ、大学院に通いながら3年ほど働かせてもらいました」

岡にとって、このときが平郁会との最初の出会いでした。一度退職し、2018年4月から再び平郁会で働きはじめるまでのあいだに、2015年に医局時代の同期からオファーを受けて「さちはな クリニック」の副院長に就任し、その後2人の子どもを出産と目まぐるしいライフステージの変化がありました。

岡「今回は子どものお迎えなどがあるため、平郁会は非常勤医で週1日の時短勤務にしてもらっていました。再入職しようと思ったのは、女性の医師や子育て中の医師が働きやすい環境であると聞いていたからです。また、内科医師が患者さまの身体管理をしっかりしてくださっているので精神科医にとってはとても安心して専門性を発揮できます。それから、私のように他のクリニックとかけもちしながらでも働きやすい面もあると思います。
私の周りには訪問診療を経験してみたいが、大きい病院勤務や役職についているためなかなか実現が難しいという医師も多くいますが、これまでにそのような医師を平郁会に紹介しています。志を同じくする医師の気持ちを大切にして、非常勤として融通をきかせてくれる懐の深さがあるのも平郁会の魅力だと思います」

患者さまの心によりそって診療することを心がけている

2022年現在、岡は平郁会の神奈川拠点のひとつである「みんなの戸塚クリニック」で、常勤医として出勤日に1日平均5~10軒の訪問診療を行なっています。

岡「訪問診療先には基本的に医師と看護師、もしくはサポートスタッフと呼ばれる車の運転やカルテの入力などを担当してくれる医療秘書と向かいます。みな使命感をもって取り組んでいて、移動中の車のなかで意見を交わすことも多く、患者さまについて違った視点からさまざまな考えを聞けることがとてもいいなと感じています。また、クリニック内で内科の主治医と患者さまに関する意見交換をする機会が多く持てるのもいいところだと思っています。チーム全体で患者さま、ご家族様のニーズにあった治療を進められるからです」

認知症診療における岡のモットーは、「可能な限り患者さまとご家族の話を聞き、これまでの生活や現在の生活環境などを考慮しながら、各家庭に合った最善のケアの組み合わせを考えること」。「認知症の患者さまの安定=介護する家族の安定」と考え、ご家族の心と体のケアも大事にしています。

勤務医時代にはじまり、これまで10年以上、認知症のことを追い続けてきた岡。そんな彼女は最近、はたと考えることがあります。

岡「認知症の患者さまのお宅に入っていくと、人の幸せって何だろうと思うんです。認知症になったから不幸せかといえば、そうではないですよね。病気やがんで死ぬことも、決して不幸ではない。 訪問診療で、患者さまやそのご家族に接していると思うんです。人の幸せって、具合が悪くなったり亡くなるときに、心配したり悲しんでくれる人が周りにいることなんじゃないだろうかって……」

そばに在り続ける医療で患者さまの「幸せ」を応援することが平郁会の使命であり、この世の中のみんなにハッピーになってもらいたいという思いは、昔から彼女の胸の奥底にあります。

岡「目の前に困っている人がいると、なんとかしたくなっちゃうんですよね」

その目線は、子どものころからずっと持ちつづけてきた人の心に寄り添う彼女の温かさ。これからも自分の進む道を信じ、2人の子どもに背中を見せながら力いっぱい歩み続けていくことが、母として医師としての目標です。

医師
中村 暢宏
平郁会在籍4年目

在宅医療に意欲や関心のある、医師の個性や考え方を尊重する。医療法人社団平郁会の体制に魅力を感じ、2018年1月に入職した在宅医の中村暢宏。彼が平郁会に描いた理想は、困っている人たちを救いとる、地域に根差した在宅医療を提供すること。中村を中心とする訪問診療チームの布石を紹介します。

スキルの突出したメンバーが顔をそろえた
訪問診療チーム

平郁会の神奈川拠点のひとつである川崎市宮前区の「青野診療所」。同診療所に2018年1月、新しくひとりの医師が入職しました。在宅医としてキャリア約5年の中村暢宏。多くの疾患に対応できる総合診療内科を専門とし、緩和ケア、在宅ケア、リハビリなど在宅医としての幅広いスキルと経験を備えたドクターです。

中村を迎えた青野診療所のメンバーは、人間が大好きで底抜けに明るいキャリア20年以上の看護師や、誠実でまじめな人柄がにじみでた相談員も兼ねた事務長補佐。

中村は入職した当時のことを次のように振り返ります。

中村「私が平郁会に入職したのは、医師の考えを尊重してくれる自由な雰囲気にひかれたのと、川崎市で在宅医療がやりたかったからです。青野診療所は訪問診療に同行してくれる専門の看護師さんがいて、患者さんと病院の橋渡し役をしてくれる相談員も常駐していた。在宅医として働くには恵まれた環境だと思いました」

中村が川崎という地域にこだわったのは、自分が育った下町の環境に近いことと、研修医時代から長く働いてきた場所だから。中村はこの地域で有名な在宅医の恩師から、在宅医療のイロハを学びました。

その中村が入ったことで、青野診療所では居宅の患者さんの訪問診療が本格的にスタートします。

中村「訪問診療チームを立ち上げたというような、大げさな話ではないんです。もともと患者さんの信頼が厚い看護師や事務長補佐という、個々のスキルが突出している人たちがいてくれたことが大きかった。そこへ自分が加わり、居宅の患者さんを本格的に受け入れられる体制が整ったということだと思います」

ポテンシャルの高いメンバーがいた盤上に中村という要の石が打たれ、盤石になった青野診療所の訪問診療チーム。順調に始動したチームの最初の課題は、地域の医療関係者に自分たちができることを伝えることでした。

末期がんの患者さんを受け入れ、
地域の信頼を得る

患者さんの受け入れ先として安心して選択してもらうために、主に中村と事務長補佐の2人が、地域の病院や訪問看護ステーション、ケアマネジャーなどを訪ね、青野診療所の在宅医療の特色を説明して回ることからはじめました。

中村「どんな患者さんでもしっかり診るというところがアピールできれば、信頼が積まれていくと信じていました。2018年の4月ごろから末期がんの患者さんや医療管理の難しい重症の患者さんの受け入れをはじめ、実績ができて徐々に次につながっていった感じですね」

川崎市は人口150万人を超える神奈川県第2の都市。市内には大きな市立病院が整い、近隣には大学病院もありますが、ホスピスは少なく、地域の医療関係者は末期がんの患者さんの受け入れ先に困っていました。

研修医時代に在宅医の恩師から多くを学んだ中村は、末期がんの患者さんの症状を抑える緩和ケアのスキルを備え、在宅でみとりまで行ないます。
青野診療所の訪問診療チームは、末期がんの患者さんをはじめ、どんな患者さんでも受け入れていくことで地域に認知されていくようになったのです。

「心の入口」を探し、
患者さんと家族の気持ちに寄り添う

在宅医としての豊富な知識と処置能力を備えた中村をはじめ、患者さんの心をがっちりつかむコミュニケーション力が高い看護師も、チームにとって大きな存在です。

彼女は2013年に青野診療所に入職。病院勤務、訪問看護師を経て、青野診療所で施設と居宅の患者さんの訪問診療に同行してきたベテランです。

看護師「患者さんのお宅を最初に訪問したとき、この家の『心の入口』はどこにあるんだろうと探すようにしています。普段患者さんを見てくれているご家族も大事にしたいので、どうやったらご家族の心が少しでも軽くなり、安心できるのかということをいつも考えています」

目の前の患者さんが、もしも自分の家族だったら……。常にそんな風に置き換えて考える。彼女にとって、出会った患者さんすべてがかけがえのない存在ですが、なかでも特に思い入れのある患者さんがいます。

若くして重い病を発症し、病院の診断で「もう家に帰れないでしょう」と宣告された患者さんです。ご家族の強い希望で終末期を家で過ごすことになりましたが、介護保険が使えない年齢で、社会的な支援の網目からこぼれ落ちてしまう状況でした。

高齢者と違って在宅で受けられるサービスが少ない中、中村たちは訪問診療の回数を増やし、チーム一丸となって患者さんとご家族のケアに全力を注ぎました。「心の入口」を的確に捉え、どんな小さな不安や心配も見逃さないように丁寧に応えていきました。

最後親御さんに「生まれてきてよかった」と伝え、息をひきとった患者さん。このとき、こらえきれずに誰よりも泣いてしまいました。

看護師「患者さんが1日1日を無事に過ごせて、毎回会って話せる……。それがすごくありがたいことだと感じます。この仕事をしていて、患者さんの顔を見られることが、私にとってのやりがいです」

チーム力を高め、
川崎という地域のニーズに応えられる
訪問診療施設に

2022年7月現在、青野診療所の患者数は200人を超え、そのうち末期がんを含む重症患者さんの割合はおよそ3割。1カ月の間に看取る患者さんの数も増えてきました。

今は中村が入職した当時よりスタッフも増え、医師や看護師の新たなメンバーも加わりました。

中村「私が入職した当時から、チームの仲間と『理想的な在宅医療ができる診療所にしよう』とよく話していました。患者さんを受け入れる体制を強化して、困っている人たちの声をすくいとれるようにすることが、みんなの共通の夢なんです」

公営住宅や団地に住む人たちの高齢化も進んでいます。建物にエレベーターがなかったり、周囲に坂が多かったりすることから、通院から遠ざかり医療から閉ざされてしまっている人たちも大勢います。

そうした人たちを地域で連携して支えることはもちろん、社会的な支援の網目からこぼれ落ちてしまっている患者さんたちも救いとれるような訪問診療チームにしていきたいと中村は考えています。

そんな中村には、思いがけない出来事がありました。今でも折にふれて連絡を取り合っている恩師から電話があり、青野診療所の診療可能区域に住んでいる自分の患者さんを中村に任せるといわれたのです。

中村「すごくうれしくて、気が引き締まる思いでした」

敬愛する恩師からも認められる存在となった中村。彼を中心とする訪問診療チームがこの4年間に打ってきた布石が、これから先どんな風に転じ、理想的な在宅医療を行なっていくのかーーチームの歴史はこれからも続いていきます。

  • 医師(理事長)
  • 医師(佐藤)
  • 医師(岡)
  • 医師(中村)
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SYSTEM & WELFARE

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定年制度

有り(65歳)※継続雇用制度あり

給与改定

当社人事制度・規定に準じる
(法人の業績・個人の勤務評定・勤怠などを総合的に評価し見直す場合がある)

各種社会保険

雇用保険、労災保険、厚生年金、健康保険

通勤手当

あり(上限30,000円/月)

福利厚生制度

・永年勤続表彰制度(報奨金、有給支給あり)
・学会・セミナー参加補助
・外部福利厚生業者利用可(リロクラブ)
・診療費補助制度
・部署内歓迎会、懇親会費用補助あり

試用期間

3ヶ月(条件変更なし)

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FAQ

よくある質問

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採用に関する質問

Q

訪問診療は未経験ですが、大丈夫でしょうか?

A

未経験の方でも大歓迎です。
入職後は常勤医とスタッフに同行し、診療の方法や他職種との関わりを学ぶなど訪問診療の基本を知るところから始めていただきます。
また、ご希望があればベテラン医師の元で、末期悪性腫瘍・神経難病・認知症などの症例を現場で学ぶことも可能です。

診察に関する質問

Q

1日の患者さまの数は何人くらいでしょうか?

A

居宅は約10名/日、施設は半日で約25~35名程度が標準となります。

Q

どのような患者さまを診ることになりますか?

A

慢性疾患から末期悪性腫瘍、ターミナル期の患者さままで幅広く診て頂くことになります。
もし、専門外の診療や未経験の処置が必要な場合は専門医と同行することで習得が可能です。幅広い症例や処置に対応できるよう教育体制を整えています。

Q

訪問診療でどのような検査を実施していますか?

A

訪問診療では基本的に心電図・採血に対応可能です。
さらに当法人では「病院で出来る医療を在宅で」という思いから、放射線技師による患者さまのご自宅・施設内でのレントゲン撮影が可能です。その他にもエコーなど患者さまの状態や症例に合わせた検査を実施しています。

Q

医師が診療以外の業務も行うのでしょうか?

A

医療行為以外の事務や人事などは当法人のスタッフが担うため、医師には医療行為に専念していただき、なるべく多くの時間を患者さまに費やしていただける環境をご用意しております。
診療に関してもカルテの入力補助や物品の準備、往診時の運転などの診療をサポートする専門スタッフを育成し、診療に帯同させています。

Q

1日の時間の流れは?

A

平郁会での一日スケジュール 9:00出勤。職員と打ち合わせ 9:30~11:50患者さまのご自宅、施設へ到着。診察を開始。
患者さまの過去の診察記録はすべてクラウド型電子カルテに保存されているため、そちらを確認しながら、診察を行う
その間サポートスタッフが診察内容の入力補助を行う
11:50~13:00午前中の診察を終了し、昼休み
スタッフと供に、近隣で昼食をとる
13:00~13:30移動中、午前の診察記録についてサポートスタッフの入力内容を確認。電子カルテにアップロード 13:30~16:30午後の診察を開始。 16:30~17:30訪問車両で拠点へ移動
移動中にサポートスタッフの記録を確認
本日の診療内容を整理して、紹介状作成等各種書類作成を行う。必要に応じて指示をスタッフに出す
18:00帰宅
オンコール呼び出しもない為、ゆっくり家族との時間をとる

Q

居宅中心に診たいのですが、可能でしょうか?

A

拠点の状況によっては居宅と施設を見て頂くこともございますので、ご希望がある場合はご相談ください。

Q

カルテは電子カルテですか?

A

電子カルテを利用しています。

スタッフに関する質問

Q

訪問の際は一人でしょうか?

A

通常は、教育を受けたサポートスタッフと行動していただきます。
看護師は、症状の重い患者さまや処置の多い施設などには同行する場合もございます。

Q

ドライバーはいますか?

A

サポートスタッフがドライバーを兼任しております。

Q

看護師はいますか?

A

おります。患者さまの状況に合わせて医師に帯同し処置を行ったり、物品の管理や問い合わせへの対応も行います。

Q

法人内で医師との交流はありますか?

A

ございます。
当法人では、医師の交流を定期的に行い、情報交換や親睦を深めています。

Q

多職種連携の際の窓口は?

A

相談員やサポートスタッフが窓口となりますが、医師もチームの一員として一緒に対応して頂きます。

Q

患者さまから直接電話連絡はありますか?

A

ございます。
日勤帯については患者さまからの連絡にご対応頂きます。
夜間帯・土日祝日については、待機番医師が対応致しますのでコールや呼び出しはありません。

Q

入院手配は医師が行いますか?

A

いいえ。メディカルソーシャルワーカーが入院手配や退院支援を行なっておりますので、医師には診療情報提供書の作成をお願いしております。

勤務・休暇に関する質問

Q

土日休むことは可能でしょうか?

A

可能です。
休日・夜間は当直医による往診体制を整えているため、病院勤務とは違い当直やオンコールはありません。ご家族やご自分の時間を大切にできるワークライフバランスの良い環境をご提供します。

Q

車通勤は可能でしょうか?

A

拠点により相談は可能です。

Q

時短勤務は可能ですか?

A

可能です。ご相談ください。

Q

年末年始や夏季休暇について教えてください

A

夏季休暇はありませんが法定とは別に年に5日間有給休暇が付与されます。年末年始の休暇は12/30~1/3

Q

育児休暇はありますか?

A

ございます。詳細はお問い合わせください。

教育に関する質問

Q

学会参加は可能でしょうか?

A

支援制度をご用意しております。原則年2回(国内)法人が補助しております。

Q

訪問診療を学ぶ場はありますか?

A

ベテラン医師の元で1ヶ月ほど帯同して、訪問診療の末期悪性腫瘍・神経難病などの症例を実地で学ぶことができます。

その他

Q

匿名で問い合わせたいのですが、可能でしょうか?

A

問題ございません。こちらからお問い合わせください。

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RECRUIT INFO

募集要項

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募集要項

募集職種
常勤医師
仕事内容

訪問診療、勤務時間内でのオンコール対応、往診などをお願いします。

■訪問診療 ・ 居宅(個人)、施設の訪問診療をお願いいたします。
■訪問対象エリアは勤務地により異なります。
■担当患者数 : 居宅 1日約10名、施設 1日最大約50~70名程度
■訪問同行 : 医療秘書(兼運転手)、看護師(状況による)

勤務地

お問い合わせください

勤務日数

週4.0日~週5.0日勤務
※週3や時短勤務もOK

勤務時間

平日9:00~18:00(60分休憩)

休日

土曜日、日曜日、祝日
・年末年始休暇:12/30~1/3
・有給休暇:初年度15日(週5日勤務の場合)

当直
なし
オンコール
なし

選考フロー

  • 1

    採用ホームページよりエントリー

  • 2

    履歴書、職務経歴書提出

  • 3

    書類選考

  • 4

    面接(1,2回)

  • 5

    内定

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# 挑戦

挑戦を重んじ、挑戦する者に機会が
十分に与えられる

医療業界未経験、無資格の方でも挑戦できる

close

# 成長・活躍

目標管理制度などがあり、
各種研修とは別に
個の成長を促す取り組みがある

評価シートがあり、段階的に成長することができる。

close

# 責任・委任

ひとりひとりが確かな責任を持ち、
また、任せ合うことができる

担当施設、患者さまが決まっているため、
一人一人に担当者として
責任のある仕事が求められる

close

# 尊重と協調・建設的

年次・経験に関わらず
ひとりひとりを尊重している
何事も建設的に話し合い、
業務を進めていくことができる

「タテ」ではなく「ヨコ」の関係であることを強調し、
チーム医療を推進している。

close

# 誠実・謙虚

年次・経験に関わらず、
互いに向き合うことができる

すべては患者さまのためにを合言葉に行動している

close

# 遵守

コンプライアンスはもちろん、
組織、チームのルールを守る

ハラスメントの研修などが行われていたり、
事務長がルール遵守を推進している。

close

# 仲の良さ

人間関係が良好である

若いスタッフが多く、和気あいあいとした雰囲気である

close

# 改善

業務に常に改善の意識があり、
今よりもより良いものを
目指すことができている

効率化委員会、レセカル委員会、医療安全委員会などの
委員会で業務改善を行うミーティングを
定期的に行っている

close

# 共育 共助

共に学び共に成長する意識がある
助け合う精神がある

「タテ」ではなく「ヨコ」の関係であることを強調し、
チーム医療を推進している。

close

# 透明性と共有

組織的にブラックボックスがなく、
透明性が担保されている

毎月コンディションチェックを行うシステムがあり、
見えない声も拾える体制がある。

close

# 指導

上司や経験のある者が、
部下、経験のない者に
しっかりと指導する取り組みがある

研修制度が確立している

close

# 楽しむ

仕事を楽しむことができている

患者さまに「ありがとう」と言われることが一番楽しい

close

# 変革

確かな結果を導くために
前例主義を脱却し、
変えていく意識と行動がある

常に新しい取り組みに挑戦している

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# 即決・即応

意思決定や行動が早い

風通しのよい法人で意思決定スピードは速い

close

# 熱意

社会貢献したいという意欲が高い人が多い

患者さまが家で最期まで暮らせるように日々努力している

close

# 社会貢献

医療に携わることで社会貢献できる

自身が社会貢献していると実感できる

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