個性あふれる
平郁会の看護師


私は母が介護の仕事をしていたことが大きかったと思います。中学生くらいから施設のお祭りとかイベントで参加者さんの車椅子の移動をお手伝いしたり、お話をしたり……。自然と看護や介護の仕事に進むことを考えていました。在宅医療に興味を持ったのはリハビリ病院に転職したこと。リハビリ病院ではPT、OT、薬剤師など多くの医療従事者が連携して、患者様を担当します。
また実際に患者様の自宅にお伺いして、帰宅後に課題になる点をピックアップし、患者様が退院後、快適に生活をするためにどうしたらいいか? をチーム全員で考えるんです。患者様の持っている能力をチームで引き出す魅力を知り、多職種連携を行う在宅医療を選びました。

私は病院の看護師に密着したドキュメント番組を観て、現場でバリバリ働いている看護師さんに憧れ、ナースになりました。でも実際に看護師として現場に立って、私は患者様と時間をかけてしっかり交流を持てる看護が向いていると感じ、有料介護施設に転職をしたんです。
看護学校で在宅看護は習ったのですが、介護施設で初めて在宅医療を専門に扱うクリニックがあると知り、働いてみたいと思いました。